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チェーンソー・チェンソー
 チェーンソーオイルは、機種によってエンジン運転。または、クラッチに連動してオイルが噴出口から供給されます。
 オイルが噴出しない原因の多くは、清掃により解消することが出来ます。

・主な点検個所
・オイルフィルター(オイルタンク内のオイルの吸入口)
 発生頻度:稀
 タンク内のオイルホースは、先端が異物が入らないようフィルター状になっています。
 給油の時などに内部にゴミが入ることで徐々に目詰まりを起しすことがあります。
 日頃からゴミが混入しないよう心掛けることで予防できます。詰まった場合は、掃除が必要です。

・チェンソー本体の噴出口
 発生頻度:比較的多い
 チェンソーの分解清掃を行わない場合に、発生する主な詰まり原因です。
 ソーチェンの交換時、長期保管時等の定期的に清掃を行うこで予防できます。
 ガイドバーを外して掃除することで解消されます。 

・ガイドバーのオイルの通り道
 発生頻度:比較的多い
 多くのチェンソーで、オイルはガイドバーの内側の通り供給させる仕組みです。
 ガイドバーのオイル供給穴。穴の中のオイルの通り道にゴミが詰まるために発生します。ガイドバーを外して掃除することで解消されます。 

・オイルの凝固
 発生頻度:かなり稀
 タンク内のオイルホースや、噴出口に至るまでの過程でオイルが凝固してつまります。
 サラダ油等の不適切なオイルを使用した場合に発生しやすくなります。生物分解性オイルをいれて長期間放置すると起きることがあるかもしれません。(未確認)
 凝固したオイルを溶解させることで解消されます。

・オイルポンプの故障
 発生頻度:何れ必ず起きる
 オイルポンプ部分の機械的な故障によるものです。摩耗や劣化などの寿命で何れ発生します。
 修理にはクラッチの取り外しがあるため、交換部品が入手できても素人で手を出すべき領域ではありません。
 業者等のメーカー修理となります。安価な機種では、他の部分の劣化も考慮すると買い替えの検討時期という見方もできます。
オイルタンク・オイルフィルターの洗浄
オイルタンクとフィルター ・オイルフィルター
(オイルタンク内のオイルの吸入口)
 オイルを吸入する為のオイルフィルターがタンク内部にあります。機種によっては、燃料の吸入口と同じようにチューブの先にフィルターがついたものがあります。
 チューブタイプでは逆さまにする。ピンセットでつまむ等してタンクの外側に出すことができます。

 汚れや詰まりがある場合、ガソリン(又は、混合油)で洗浄等を行います。※下記注意参照
 チューブタイプではフィルターをタンクの外に出して洗っても良いですが、オイルタンクのゴミの洗浄を行うことで纏めてきれいになります。
チェンソーオイルの排出 ・チェーンソーオイルの排出

 オイルフィルター及び、タンク内を洗浄するためタンク内のオイルの排出します。
オイルタンクの洗浄 ・オイルフィルター、オイルタンクの洗浄

 給油の時に混入したタンク内に沈殿するおが屑などが沈殿しています。
 放置するとオイルフィルターの詰まり原因となります。
 チェンソーオイルを排出した後、少量のガソリン(又は、混合油)を入れて蓋をして、振り回してから排出することで洗浄できます。※下記注意参照
 この方法で行うと、オイルフィルターもまとめて綺麗になります。
オイル噴出口の掃除
チェンソーの噴出口 ・チェンソーの噴出口

 カバーを外した状態のチェンソーです。
 噴出口は、ガイドバーの上の丸い穴が噴出口です。 使用によりおが屑が堆積しています。酷くなると詰まりが発生します。
チェンソーの掃除
・チェンソーの噴出口の掃除

 ガイドバーを外してブラシでおが屑を落として掃除を行います。

掃除したオイル噴出口
・チェンソーの噴出口

 掃除をした状態です。溝の中にある黄色の小さい部分が噴出口です。
ガイドバーオイル穴の掃除
ガイドバーの掃除 ・ガイドバーのオイルの通り道

 ガイドバー側面の二つの穴。
 穴及び、ソーチェンが走る溝に通じる横穴におが屑が詰まることがあります。
 横穴は狭いため、OAクリーナー等の圧縮空気でゴミを吹き飛ばします。
ガイドバーの掃除 ・ガイドバーの掃除

 ブラシでガイドバーの穴を掃除します。
OAクリーナーの掃除 ・ガイドバーの掃除

 ブラシでも掃除できない箇所はOAクリーナー等の圧縮空気でゴミを吹き飛ばします。
・オイルの凝固
 オイルがチューブやポンプ内で固まっている場合、オイルタンク内のゴミ洗浄と同じく、ガソリンを入れて蓋をして振り回した後、しばらく放置し、再び振りましてから排出します。※下記注意参照
 運が良ければ改善します。運悪く改善しなければ、手に負えません。ポンプの故障の可能性もあるため、修理依頼となります。


※ガソリン(混合油)での洗浄について
 ガソリンを用いた洗浄方法は、メジャーな方法ですが、必ずしも正しい方法というわけではありません。
 また、ガソリン等は揮発性が高く、大変危険です。洗浄作業では、風通しがよく、火の気のない場所で実施して下さい。
 オイルタンクにガソリンが残っている状態でエンジンを始動しないで下さい。オイル噴出口から残ったガソリンが噴出されるため危険です。洗浄後は、オイルタンクのキャップを開けて放置し、残った分も完全に気化して空になったことを確認してから蓋をしめます。
 エンジンを始動しガソリンをポンプ内に通して洗浄する人もいますが、生物分解性オイル以外の使用ではそこまでする必要はありません。
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