- 農業機械メンテナンスナビ>共通メンテナンス項目
- エンジン(内熱機関)を持つ多くの農業機械に共通したメンテナンス内容です。
機械特有のメンテナンス内容・個別の機械で紹介している内容は、機械毎のメンテナンスページでも紹介しています。
メンテナンス内容・使用機材
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・グリスガンの使い方
農業機械の注油箇所のうち、グリスニップルが付いている注油箇所は専用のグリスガンを用いて注油を行います。
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・バッテリーのメンテナンス方法
トラクター・スピードスプレイヤー等の農業機械は、長期間使用しない時期があるため春先のバッテリートラブルが非常に多いです。バッテリーを長持ちさせるための冬の片付け時の整備が必要です。
・バッテリー液の補充
・バッテリー端子の錆取り・増し締め
・バッテリー粉吹き原因と対処方法
・ブースターケーブルのつなぎ方(ジャンプスタートの方法)
・農業機械用バッテリーと自動車用バッテリーの違い -
・タイヤの空気圧点検・補充
農業機械のタイヤは、タイヤ自体が硬く丈夫の為、空気圧が低下しても外観で判別しにくい個所です。 外観で異常がなくても、年に1回の点検を心掛けます
・タイヤのバルブコアの交換 -
・エアーエレメント交換・清掃
エアーエレメント(エアークリーナ)は、内熱機関を持つ機械において定期的な清掃と交換が必須となっている点検箇所です。
・エアーエレメントの清掃 50時間に1回
・エアーエレメントの交換 100~300時間に1回
・エアフィルターの乾式と湿式の違い -
・防錆処理
金属部分の錆による腐食を防止するための処理方法です。錆が特に支障をもたらす、クローラ運搬車のメンテナンス方法にて紹介しています。
クローラ運搬車のメンテナンス方法
> 農業機械の防錆処理 へ移動します。 -
・ラジエーター液交換
冷却水(LLC ロングライフクーラント)には寿命があります。冷却水が古くなると防錆効果が低くなりラジエーター内部で錆が発生し、腐食よりタンクに穴があいたり、その他の故障を誘発します。
・ラジエーター液(LLC)の色の違い
・LLC(クーラント液)の廃棄・処分方法 -
・農機具のエンジンオイル交換方法
使用頻度が少ない機械でも酸化によりオイルの劣化があるため定期的な交換作業が必要です。
・農業機械のエンジンオイル交換時期
・農業機械のエンジンオイルのグレード
・オイルドレインパッキン(オイルドレインワッシャー) -
・オイルフィルターレンチの使用方法と注意点
エンジンオイルフィルター(オイルエレメント)の取り外しに使用するフィルターレンチの使い方と使用上の注意です。
・オイルフィルターが外れない原因と外し方
エンジンオイルエレメントをどうしても外すことが出来ない時の外し方と、外れ無くなる原因についてです。 -
・Vベルト交換方法
農業機械の動力伝達やクラッチ部分に用いられるVベルト。使用頻度が少なくても経年劣化による風化で脆くなる。摩耗により徐々に細くなるため、何れは欠損し交換が必要な部分です。
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・燃料ホースの交換品
黒い燃料ホースは、耐熱耐油性能に優れたホースのため、燃料漏れが発生した入手が難しいパーツです。使用箇所によってはホームセンターの汎用品のを代用することができます。
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・外れないナットの外し方
経年劣化による錆などで固着して外れなくナット。・メゲネレンチ ・ハンマー ・ガストーチ(バーナー) ・浸透潤滑剤 などを用いてナットの固着を剥がして取り外します。
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・なめたナットの外し方
力任せや不適切な工具を使用してナットをなめて外せなくなった時にナットを外す方法です。なめたナットはバイスプライヤー等の工具を使用して外すことができます。 -
・農業機械の片付け
力任せや不適切な工具を使用してナットをなめて外せなくなった時にナットを外す方法です。なめたナットはバイスプライヤー等の工具を使用して外すことができます。
・農業機械のメンテナンス 実際の頻度と内容
機械の素人である農家が実際にどの程度の整備・メンテナンスを実施しているか管理人の場合の実際の内容です。・エンジン 焼き付き原因と対策
エンジントラブルで修理費多額にかかる深刻な故障であるエンジンの焼き付き原因とその予防方法や対策についてです。次ページ:グリスガンの使い方