防風林ナビ

農業機械メンテナンスナビ共通メンテナンス項目>バッテリーのメンテナンス方法
 トラクター・スピードスプレイヤー等の農業機械は、長期間使用しない時期があるため春先のバッテリートラブルが非常に多いです。バッテリーを長持ちさせるためには、冬の片付け時に整備を行うことが大切です。
目的
 バッテリーは消耗品のため、メンテナンスを実施しても定期的な交換が必要です。しかし、整備を行えば長持ちさせることができます。
 冬季にエンジンを全く始動しない場合、バッテリーの消耗を防ぐため端子(ターミナル)を外しておきます。
 管理人の場合、冬季でも2カ月毎にエンジンを始動して補充電を行うため、端子を接続したままにしています。
 一度完全にバッテリーあがる(充電が空になる)と再充電してもバッテリーの寿命は急激に短くなるため、長期間使用しない場合には端子を外すか補充電を行う必要があります。

点検箇所
 ・バッテリー液の補充 ・バッテリー端子の腐食、緩み ・バッテリー端子の取外し ・バッテリーの補充電 など

バッテリーのメンテナンス方法

  • バッテリー液の補充
  • バッテリー液の補充

     蒸発したバッテリー液の補充を行い、バッテリー内部の腐食を予防し、寿命を延ばします。

  • バッテリー端子の錆取り・増し締め
  • バッテリー端子の錆取り・増し締め

     通電部分となる端子部分の腐食。緩みを確認します。意外にもエンジン始動のトラブルは、端子の緩みが原因であることが多くあります。

  • バッテリー粉吹き原因と対処方法
  • バッテリー粉吹き原因と対処方法

     車等のバッテリーに青白い粉がついている場合、放置すると端子等の腐食が急速に進むことで接続不良を起こします。腐食防止の為に清掃と防錆処理を行うとともに、原因となる端子の緩みや過負荷状態を解消することで予防できます。
  • バッテリー端子の取り外し
  • ・バッテリー端子の取り外し
    冬季の間、全くエンジンをかけない場合等は、端子を取り外し放電を防止します。
    ・外す時、-を外してから+を外す。
    ・付ける時、+を付けてから-を付けます。
     冬季でも定期的(1~2ヶ月)に始動する場合は、付けたままでも支障ありません。-端子のみを外してもある程度の効果が期待できます。
端子を外さず 定期的にエンジンを始動させる場合
 エンジンの始動は、バッテリーの補充電だけでなく潤滑油も循環するためメリットが大きいです。
始動させる期間
 約2カ月毎(機械の種類・バッテリーの状態により異なります。管理人の場合です。)

補充電の目安時間
 20分以上運転を行い、バッテリーを充電させます。

その他
 エンジンを高回転(吹かす)場合、機械を異動させる場合は、長期間運転していない油が馴染む間(5分程度)はアイドリング運転をしてから動作させます。また、タイヤの変形等を防ぐため、始動しさせたついでに少し(駐車の入れ直し程度に)動かし地面との設置面を変えておきます。

注意点:
 一度エンジンを始動し、直ぐにエンジンを切るとマフラーに水分が付着しマフラーの腐食がすすみます。マフラーが十分に熱するまで(補充電の間の20分以上)運転を行うまでエンジンの停止は避けます。
 
定期的な始動をしないため、エンジンがかからなかった場合
 バッテリーの不足によりエンジン始動に失敗した場合、直ちにブーストケーブルを用いてエンジンを始動し、バッテリーが完全に空にならないようにします。バッテリーの電圧が低下した状態は、バッテリーの劣化を早めます。発見した場合に速やかに始動させ、十分に充電します。

定期的な始動をしようしてエンジンがかからなかった場合
 農業機械は、車と異なり使用しない時のバッテリーが消耗が少ない設計です。1~2カ月でバッテリーがあがる場合は、バッテリーが寿命です。諦めて交換を検討して下さい。

バッテリー充電器がある場合
 100V等から接続してバッテリーを充電することができる機材がある場合、バッテリー液を補給した後バッテリー充電器で充電を行います。このとき、補充したバッテリー液が馴染んでから充電を開始するため、補充後時間を開けて(数十分後)から充電を開始します。

 次ページ:バッテリー液の補充

共通メンテ内メニュー

姉妹サイト・ブログ

ページのトップへ戻る