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 農業機械の内、ディーゼルエンジンのトラクター等は、埃などのゴミによるオイルの汚れやオイル内に沈殿する不純物が多く定期的な交換をすることでエンジン寿命を延ばすことに繋がります。紹介内容は、ヤンマートラクターを用いた「トラクターのエンジンオイル交換方法」と基本的に同じ内容です。紹介に用いたトラクターがイセキ版という以外に大きな違いはありません。

・機種
 紹介に使用している機種:井関農機 TM15F

・使用資機材
・ガソリンディーゼル兼用鉱物オイル 10w-30  価格 1㍑当り300~400円程度
・オイルジョッキ5リットル ・廃油処理パック ・工具(レンチ類) ・コットンウエス
オイルの種類等について詳しくは、「農業機械のエンジンオイルのグレード」へ

・オイル交換頻度
 メーカー表示:初期50時間、以後100時間毎
 一般的な使用:年1回 (使用頻度が少なくてもオイルの酸化によるエンジンの損傷を防ぐため)

・実施時期
 3月(春の作業開始前)

イセキトラクターのエンジンオイルの交換方法

  • 暖機運転
  • ・エンジンの暖気運転

     オイル交換の前にオイルの流動性を良くするため暖気運転を行います。
     暖機運転は行い過ぎると火傷の恐れがあるため、アイドリングで5分程度行います。

  • 給油一覧表
  • ・オイル量の確認

     運転シート裏面の「給油一覧表」を確認し、用いるオイルの種類と量を確認します。この機種ではCC級以上のディーゼルエンジンを2.7リットルと表記されています。
     オイル量について、エンジンオイルエレメント交換時とオイルのみの交換時に分かれていないため、実際の給油量にふれ幅があることが予測されます。※

  • エンジンオイルの給油口
  • ・エンジンオイル給油口を開く

     オイルの排出をよくするため、空気の取入口とするためオイルの給油口を開きます。

  • ドレインプラグ
  • ・エンジンオイルのドレインプラグ

     エンジン直下オルパンの下に付いているのがエンジンオイルのドレインプラグです。
    ・ドレインプラグを外す
     レンチを使用してドレインプラグを外します。プラグが外れるとオイルが勢いよく出ます。オイルが高温の場合は、火傷に注意が必要です。また、ドレインプラグにゴムパッキンが付いているので無くさないように注意します。

  • オイルの排出
  • ・エンジンオイルの排出

     プラグを外して出てくるエンジンオイルです。廃油処理パックで古いオイルを受けています。

  • エンジンオイルの給油
  • ・エンジンオイルの給油

     ドレインプラグを取付、エンジンオイルを給油します。エンジンオイルは規定量の2.7リットルを一度に入れずに9割程度入れます。
     ゲージを確認して不足していれば残りを給油します。

  • オイルゲージの確認
  • ・オイルゲージの最終確認

     エンジンと一度始動させ、停止後5分以上経過してからゲージでオイル量を確認します。
     オイルエレメントを交換した場合、新品のエレメントが吸収する分が最初に入れたゲージ量から減ります。減った分を追加し、F又はFよりやや低い位置になるよう補充します。

※オイルの規定量の表記について
 エンジンオイルは、オイルエレメントを同時交換すると新品のオイルエレメントがオイルを吸収するため、通常オイルが200cc~が多く必要となります。エンジンオイルの規定量について、オイルエレメント交換時の規定量が表記されていない場合はこのふれ幅に注意が必要です。

 次ページ:トラクターのオイルエレメント交換方法

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