農業機械メンテナンスナビ

農業機械メンテナンスナビ>刈払機のメンテナンス方法
 草刈に手軽に使用することが出来る刈払機は、消耗部品の交換とエンジンの始動不良を上手く予防するとだけで長く使用することが出来ます。また、手軽に使える草刈機ですが点検を怠ると大変危険な農業機械です。

刈払機のメンテナンス内容

  • 刈払機の点検箇所
  • 刈払機の点検整備

     刈払機を安全に使用するの作業前(日常点検)の箇所と内容です。

  • チップソーの目立て
  • チップソー目立ての仕方

     使用により磨耗したチップソーを定期的に目立てを行い切れ味を保ち寿命を延ばします。

  • 刈払機の刃の交換
  • 刈払機の刃の交換

     磨耗・変形・チップの欠けた古い刃を新しい刃に交換します。
  • 刈払機のグリスアップ
  • 刈払機のグリスアップ

     刈払機用グリス(300円程)をヘットギアに注入してギアの磨耗を防ぎます。

  • 刈払機のエアーフィルター掃除と交換
  • 刈払機のエアーフィルター掃除と交換

     草刈に使用する刈払機のエアーフィルタ(エレメント)を定期的に掃除。又は交換してエンジン性能を保ちます。

  • チップソーの刃が飛ぶ原因と対策
  • チップソーの刃が飛ぶ原因と対策

     刈払機に使用されるチップソーは先端のチップが外れて飛ぶことがあります。チップが飛ぶことは刃の寿命が大きく低下するだけでなく、作業者や周囲に危険が伴います。チップが飛ばないことは、作業効率を高めるだけでなく作業の安全のためにも大切です。

エンジンの始動不良について
 刈払機の多くは混合油の2サイクルエンジンです。混合油使用の機種では、エンジンがかからなくなるトラブルが圧倒的に多いです。2週間以上使用しない場合、必ず燃料をタンクから可能な限り(ポンプの中の最後の一滴まで)出しておくことで、始動不良をかなり予防できます。この作業だけでも使用年数がかなり伸びます。

エンジンの焼き付けについて
 刈払機(特に2サイクルの混合油を使用するタイプ)は、エンジンが焼き付いて完全に壊れることがあります。焼き付けの予防等については、共通メンテナンス項目>エンジン 焼き付き原因と対策にて紹介しています。

 次ページ:刈払機の点検整備

刈払機内メニュー

姉妹サイト・ブログ

ページのトップへ戻る