- 農業機械メンテナンスナビ>共通メンテナンス項目>バッテリーのメンテナンス方法>バッテリー液の補充
- 農機具のバッテリーは、使用頻度が少ないためか乗用車程液が減りません。しかし、気づくと大きく減ったことにより内部の端子が酸化して寿命が短くなります。外観から目視点検だけでも実施し、液が減った場合には速やかに補充します。
バッテリー液のメンテナンス方法
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・農機具のバッテリー
写真はディーゼルエンジンのため、割と大きいバッテリーが搭載されています。
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・バッテリー液の確認
バッテリー側面から確認し、液面が「UPPER LEVEL」「LOWER LEVEL 」の間にあることを確認します。
普通に見ても確認しずらいため、バッテリー(農業機械)を揺らすと液面が揺れて判断しやすくなります。 -
・バッテリーの蓋を開ける
バッテリは大きな十字の工具で開けれるようになっています。道具がないため、500円玉を使用しあけます。
上部が汚れている場合内部にゴミが落ちないように掃除をしてからあけます。 -
・バッテリー内部
内部はバッテリー液で満たされています。蓋にバッテリー液が付着していますので取り扱いに注意し蓋を開けます。 -
・バッテリー液の補充
補充するバッテリー液(市販品100~200円)は、蒸留水が主成分です。しかし、バッテリー内部のバッテリー液は硫酸を含み危険なため跳ねて目に入らないように注意して補充します。バッテリー内部の上部から下に伸びる突起底辺に触れるぐらいが補充の目安です。
入れ過ぎはバッテリーを劣化させます。 -
・バッテリーチェック機能(インジケータ)
今回のバッテリーはインジケータ内臓のため、上部を確認するだけで大まかに状態を確認できます。写真上部の窓が青丸の状態のため、良好だと判断できます。
インジケーターは目安のため、バッテリー液が大きく不足。または、電圧が低下しないと表示が変わりません。インジケータの表示かかわらず液が不足したときは補充します。